代表挨拶

時代の流れには「波」があります。
商売の三大要素「人」「物」「金」の流れにより好景気、不景気が循環し時代が進んでいきます。

1つの事業が常に好転を続けることはなく、この時代の波に影響を受けてしまいます。


例えば飲食業界はニッパチ(2月、8月)は売り上げが低迷する時期であり3月、4月、12月は躍進する時期です(2月は寒気の影響と営業日数、8月は盆の関係、1月も年始を含み低迷しがち、一方3月、4月は歓送迎会、12月は忘年会の関係で躍進)。
もう1つ例を挙げるとすれば、不動産の賃貸仲介業であれば1月〜3月、8月、9月が繁忙期と言われています(新生活のスタートや人事異動関係)。

企業の事業が1業種しかない単一的経営であり、何らかの要因によってその事業の収益が悪化してしまった場合、企業全体の収益が悪化してしまいます。
しかし、飲食業と不動産業を組み合わせることで閑散期と繁忙期が重なりカバーすることが可能になります。
1業種が他業種をカバーすること「多角化」による一番のメリットは、時代や消費者行動の変化によって生じる企業収益の変動が抑えられ安定化、財務体質を強化できる点にあります。


一方「多角化」による大きなデメリットは資本や労働力を一つに集中することが出来ないため、必ずしも効率的な経営が成立しない点にあります。

商売4大原則に最大限スポットを当て
・小資本で始められる
・在庫を持たない(少ない)
・利益率が高い
・毎月一定の売り上げが見込める
これらを掛け合わせることで、多角化による資本と労働力の流出、収益の悪化のリスクを最小限まで抑えることが出来ます。

企業内において個々の秀抜な理念やビジョンを持った管理者、従業者は多くいます。
しかし、企業が「存続」した上で初めてその理念を叶えることが出来るとも言えます。
我々経営者はその各々の理念、ビジョンを持ち続けられるよう尽力し会社を「存続」させることが何より一番の使命となります。

そしてHP冒頭でも述べているように飲食事業においては、お客様に-ふとした何か-「セレンディピティ」を提供し人生に彩りを与え、スタッフにおいては真のビジネスマンに育て上げ「多角的で質の高いビジネススキルやノウハウ」が身に付くよう日々教育をしていくことがFatsoundsの経営理念となります。


創業者
長谷川 吉三朗